iTunesの普及により、曲のバラ売りが多くなり『アルバム』という単位が消滅しつつあると言われていますが、以下の記事では低迷するセールスを立て直すためには、
1) アルバム単価を極端に落とす(二百円)ことで、薄利多売を目指す。
2) 曲単価を今よりも上げる(二百円)ことで、千円程度のアルバムのお
得感をアップさせる。
という二つのラディカルな意見が掲載されています。消費者としては、前者が圧倒的に有利なわけですが、海賊行為をしている人々が二百円という額のお金でさえけちるようであれば、音楽業界は確実に潰れてしまうでしょう。後者はいいように騙されている感じだし。。
ただ、ハードであれ、ソフトの形式であれアルバム一枚三千円近い値段というのはこのご時世、もう通用しないことは確かです。
少し前、日本のラッパーzeebraがツイッターで、iTunesでの曲バラ売りに関して苦言を呈していましたが、アーティストとしてはセールス上の問題だけでなく、『アルバム一枚で一つの作品』という信念が大切なのだと思います。個人的には、デジタルであれば五百円でアルバムが買えれば最高だと思います。企業の利益、アーティストの意向、消費者側の懐具合という三つの要素の最適な妥協点としてのアルバム単価を模索して行くことが大切なのだと思いました。
Original Article
0 件のコメント:
コメントを投稿